根分岐部病変に対する処置
タイトルの文字からして難しそうな、怖い感じですね。
大臼歯(奥歯の2本の大きな歯)には、根っこが何本かあります。
そのマタの部分がなんらかの原因で炎症を起きて膿が溜まったりした状態を根分岐部病変といいます。
その都度洗浄して薬を入れたり、飲み薬を出したりすると、一旦は落ち着きますが、またしばらくするとブクっと腫れてきます。
なかなか根本的に治癒させるのは難しい病変です。
治療の手段として、病巣そのものを除去する方法としては、写真のような歯根分割という方法があります。
歯そのものを2つに分割して、マタの部分を取り除くと同時に病巣も完全に除去します。
2つになった歯は形態を修正して歯間ブラシでしっかりとホームケアできるようにします。
こうすることによって、少しでも長持ちするようなります。
いろんな方法を患者さまとよく相談してやっています。
気軽にご相談くださいね。
2023年01月12日 17:30