設計士
早くも梅雨っぽくなってきましたね。
ジメジメして嫌ですね。
ただ梅雨が明けたら明けたで、猛暑の季節が到来するので微妙な気持ちになりますね…
さて、本日のトピックは義歯の設計です。
虫歯や歯周病で歯を失った場合、再び歯をつくる方法が3つあります。
①ブリッジ
②インプラント
③義歯(入れ歯)
それぞれの方法の詳細はここでは書けませんが、①も②もできない場合、もしくは希望されない場合に選択せざるを得ない治療方法
それが義歯治療(入れ歯治療)です。
残っている歯にどのような装置をかけたら安定するのか、床の広さ・形状はどのようにすれば違和感が少なくなるのか、など患者さまの口腔内で快適に機能するべく設計します。
1人として同じ歯並びの方はいません💦
歯並び、歯の形、噛み癖、噛む力、噛む方向、清掃性、強度など……義歯の設計はかなり頭を使って考える必要があります💧
その設計図が「技工指示書」とよばれるものです。(写真)
この設計図をもとに歯科技工士さんが作製してゆきます。
歯科技工士さんと意見交換したり、さまざまな情報をやり取りしながら作りあげてゆきます。
本当に歯科技工士さんには頭が上がりません。私たちの考えた設計を正確に忠実に再現するだけでなく、時には助言もしてくれます。
歯科医師の仕事は技工士さんがいないと成り立ちません。
歯が無くなった部位の治療はインプラント治療がずいぶん一般的に普及してきましたが、やはりすごく高価な治療ですので、すべての皆さまが選択できるわけではありません。
義歯(入れ歯)治療を選択される患者さまも大勢いらっしゃいます。
お一人お一人、いつも少しでも違和感が少なく、咀嚼しやすい快適な義歯をお作りしようと考えて工夫しております。
いろんな治療方法がございますので、遠慮なく気軽にご相談くださいね。
どんな方法を選択されても最善を尽くしますね!
2022年05月14日 07:13