本当の原因を考える
みなさんこんにちは!
本日、治療終了を迎えた患者様です。
写真をよくご覧ください。
歯と歯の間、舌がある内側に歯がはまり込んでいますね。
本来生えるべき位置になんらかの理由で生えることができず、内側に生えてしまったんですね💦
このような状態だと、当然歯ブラシがゆき届かず、遅かれ早かれ虫歯になります。
今回もやはり大きな虫歯になってしまい、神経まで到達していたので、神経の処置を行いました。
ここで、神経の処置をしてかぶせを入れて、
「ハイ!おしまい‼︎」
と、してしまうのはダメだと思うんですよね。
そもそも虫歯になった原因は何か?
ということを考える必要があります。
そうです、舌側に生えた歯です。
この歯を取り除かないと、再び同じ状態に戻り、歯ブラシがしにくく、また必ず虫歯が再発することでしょう。
そのため、今回この歯を抜歯し、治癒を待ってからかぶせを入れさせて頂きました。
きれいに入っただけでなく、清掃のしやすい虫歯になりにくい環境も作り出すことができました。
常に「なぜそうなったのか?」、より長持ちするためには「どうしたら良いのか?」を考えて診療にあたっております。
そして、1番大事なのは患者様に納得していただくことだと思います。
自分勝手な価値観や考え方で治療を押し進めることは絶対にしたくありません。
皆さん気軽になんでもご相談くださいね!
2022年03月29日 18:07